女子聖学院に 心惹かれる理由(女子校)女子聖学院中学校

2020/11/23
女子聖学院に心惹かれる理由
都内で屈指の美しい教会堂を囲むキャンパスは庭園のよう。柔和な大気が覆って、生徒たちは朗らかに歩みます。校地に足を踏み入れるだけで心が安らぎます。昨今、各地の私学が力を注ぐのは「言語(英語)」「探究」。キリスト教主義校が行きわたる私学では、各々のスペックよりも、根に宿る滋養を確かめるべきしょう。

卒業生 ELさん〔2019年度卒〕上智大学外国語学部 在学中
「一人ひとりが持つ可能性を伸ばしてくれる学校です。入学したときは目標が見えなくても、さまざまなことに挑戦できる機会が多い女子聖で学ぶことで、きっと「自分にとっての何か」を見いだすことができると思います。」

卒業生 TKさん〔2018年度卒〕東邦大学医学部 在学中
「女子聖には生徒主体の活動がたくさんありますので、向き不向きを心配する前に、とにかく興味のあることには参加してみましょう。なぜならそうした経験は、自分自信の成長に必ずつながるからです。」
プロフィール
創立者 Bertha Fidelia Clawson 米国人女性宣教師
創 立 1905年(明治38年) 
信念を誠実に守り継ぐプロテスタント系キリスト教学校

卒業生代表スピーチ(抜粋)/2019年度中学校卒業式*例年、中学の卒業生代表は英語で宣べます
We must never forget that God will never give us a problem thatwe cannot get through. And we must remember that we are gettingcloser to God each day through worship.Everything has a reason. Nothing is a waste.
.......It’s clear now we were chosen to be here.

Let’s look forward to studying English together!
米国人が築いた私学です。英語指導の質量は、ここで力説するまでもありません。外国人教諭は生徒数規模に照らし多い9名。生徒と賑やかに英語を交わしながら、人々に届けることばを授けています。

国内必修プログラム 主題は「多様性共生」
Global 3days Program
〔中1〕Global Starter Program
〔中2〕Team Building Program
〔中3〕English Skill Up Program
〔高1〕Self-Expression Program
〔高2〕Self-Development Program
海外研修・留学プログラム
●オーストラリア SDGs×STEM×ホームステイ(中2~高2希望者/2週間)
●セブ島英語留学(中2~高2希望者/15日間)
●ターム留学(高1・高2希望者/約2ヵ月~3ヵ月)*オーストラリア・アメリカ
●立教英国学院*への留学制度(中3希望者/1年間)
*英国教会の流れをくむ聖公会の理念が支える私立学校。日本の文部科学省から「国内校と同等」と認定されているため、卒業資格は日本国内校と同
Be a Messenger――温かいことば
「言語力(母語・英語)を鍛えるのは何のためですか?」―― 人々に「ことば」を伝えるためです。
「何を伝えるのですか?」―― 6年間の毎日、伝えることばを綴りつづけましょう。
正課に加えて課外補講(等)で英検受検を支援しています。でも、力量をはかる指針にすぎず、「合格」だけが目的ではありません。
上記の問答で学院のエッセンスが伝わるはずです。授業から学校行事にいたる全域に宿る根源的な理念です。職業研修のような言語技術トレーニングとは次元が異なります。口頭で投げかけます。文章を手渡します。6年間、あらゆる場面で「発信」します。相手は如何に応じるでしょうか。その後、社会に何をもたらすでしょうか。重んじるのは、独りよがりなレトリックではなく、自分のことばが生みだす成果の温度です。
※英語レッスンでは、時に社会問題にディスカッション。「伝えたい」を動機に奮い立つから、語彙・文法の学習に心がこもります。
“Be my messenger”…アルランドの作家、オスカー・ワイルド(Oscar Wilde)作の『幸福な王子(The HappyPrince)』の物語中、「王子(像)」が「ツバメ」に依頼する台詞です。王子は何を託したのか。ツバメは誰に何を届けたのか。ぜひ、親子で読んでみましょう。きっと、女子聖学院の想いに深く共鳴するでしょう。

Who is my neighbor? ――タフな探究
「何のために“課題探究”に挑むのですか?」―― 社会を助けるために心を磨き、技を覚えるためです。
「何から始めるべきですか?」―― 広く見渡しましょう。隅々を見つめましょう。
子どもたちに投じる号令が「厳しい社会の“勝ち組”になりなさい」では寂しい。不穏
な時勢下であればなおさら、真摯に他者の幸福を願うべきです。
個々に恵まれた賜物を活かして世に尽くしなさい。すなわち、「主体的に究めて、社会に貢献しなさい」。今、各地の学校が注力する「探究」は、ここでは創立時からの「伝統」です。“Leave no one behind”を誓います。政治経済、環境衛生、文化習俗(等)のあらゆる観点で、心身を痛める人々の声に耳を傾けます。キリスト教主義が頑丈に支えるから、重たい難題にもタフに立ち向かいます。JSG生は、各地で「隣人」として歓迎されるでしょう。
※毎朝の礼拝は、在学中約1200回におよぶ朝の日課です。「Love God And
Serve His People 」はチャペルに刻まれた碑文。これが「探究」の主題です。
“Who is my neighbor ?”…新約聖書、ルカによる福音書10章29節。律法の専門家が尋ねるフレーズ。イエスが応じて説いた喩えはキリスト教の教えの根源。「善きサマリア人」として伝わる問題提示が、生涯、胸中に留まります。「私の隣人とは?」と自己に問いつづけます。
2020年、際立つ美点――生徒とのつながり、さらに親密に。
2020年、初春から初夏、離れていても家庭との親交は和やかなまま。生徒、先生、
保護者が心を配りながら過ごしたからです。
日々の礼拝は大切な日課です。休校期も欠かせません。ネットワークを介した映像礼拝が、平時と同じく心に響きます。4月上旬からオンライン授業がスタート。学びは力強く続きます。JSG生は勤勉に学びました。Google Classroom*を使って課題を提出。先生は(オンラインで)受け取る質問や相談に速やかに応じます。
ここは、ICTリテラシーだけで品評するべき私学ではありません。先生は、きっと助けてくれる。生徒はきっと信じてくれる。相互に交わす澄んだ信頼こそが女子聖学院の
美点です。
*リモート学習・コミュニケーション環境はG Suite for Educationを使用。

さらに発展、学びの密度と速度
JSG生は、すでにタブレット端末(学校備品)を使いこなして学んでいます。来年(2021年)度から、新入生全員がタブレット(*iPadを予定)を携えて通学します。
「マイタブレットの所有」はトピックの一部分の施策にすぎません。学習環境整備プラン全体を支える理念に共感しましょう。
●視界を拡大するため
 ネットワークは世界を巡っています。あらゆる情報にアクセスできます。遠くを見つめる。広く見渡す。情報端末は、課題を発見する望遠鏡です。ミッションを受信するア
ンテナです。
●生産力を高めるため
 迅速、精密、省力。あらゆる道具は、作業の品質アップのため。ミシンと同じです。もちろん、手を抜くための便利グッズではありません。JSG生は、すでに心得ているで
しょう。

自習室は19時までオープンーJSG Learning Center(JSGラーニングセンター)
・自習エリア 
・質問コーナー
・面談室・情報センター 
・個別指導エリア
大好きな学院内で成し遂げたい。それが子どもたちの本意。頼もしいチューターがアシスト。仲間と励ましあって努めます。〔*中1:18:00まで/中2~高3:19:00まで〕

最新型の探究ステージーFuture Classroom(フューチャークラスルーム)
・プロジェクター4台
・2画面表示の電子黒板
・壁全面ホワイトボード(2面)
大人の目には未来型スペース。でも、生徒たちの目には日常の光景です。多数のスクリーンに映るのは仲間のアイディアや世界からのメッセージ。ドラマチックな空間です。
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