人間性を育む豊富な「体験学習」(男子校)高輪中学校

2020/06/19
人間性を育む豊富な「体験学習」

人間形成において“体験させること”を最重視している高輪中学では普段の授業のほか総合的学習として1年次に「自然体験学習」を2泊3日、2年次には「農工芸体験学習」を3泊4日で実施します。夏休みの講習終了翌日より中1は長野方面に向かい、上高地のハイキングや飯盒炊さんを行います。この宿泊行事は教室では得られない豊かな自然とふれあうことやクラスの仲間と協力し合うことで心の成長を促します。同じ時期に中2は会津( 福島)方面を訪れ、農工芸体験を実施しますが、グループごとに各農家に分かれ、農作業体験を行います。初めのうちは生徒には不安な表情が見受けられますが、戻ってくるころにはその表情は一変し晴れ晴れとした笑顔があふれます。都会とはライフスタイルから違う農家で1日を過ごすという体験が、一歩、生徒を大人に近付けます。この「国内1日農作業体験」は高2の海外学校交流ファームステイ(オーストラリア)と連動してより高い効果を上げるとともに、豊かな人間性を育みます。また中3の「西日本探訪(4泊5日)」では西日本の文化や自然にふれることで平和学習を含め自分たちの国をより深く理解することを目指します。そのほか校外学習など様々な“仕掛け”を取り入れ生徒一人ひとりの成長を促します。
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