学校生活の中には、新しい事に挑戦し、他者と意見を交わし、自分と異なる考えを知り、問題解決のために試行錯誤を重ねるといった活動が数多くあります。体育大会は全校生徒が本気で優勝を目指し、毎年大変白熱します。全身全霊で戦い抜く経験が友人との絆を深めるばかりでなく、自分の良さや可能性を発見する大切な機会となります。
また最大のイベントである文華祭は、クラス、部活、委員会がそれぞれの活動の成果を発表します。毎年生徒会・実行委員の生徒たちが時間をかけてゼロから企画準備を進め、企画を実現します。その過程では異なる意見を認め合ったり、支え補い合ったりし
ながら企画力やリーダーシップ・フォロワーシップなども培われます。生徒会役員が「生徒がもっと過ごしやすい学校にしたい」というのはもちろん、「文華女子の良さを
もっと知ってもらいたい」など学校への愛情を持って活動しています。

ICTの導入により、自分の考えをよりわかりやすく表現したり、ディスカッションからプレゼンテーションまでをよりスピーディーにすることが可能になりました。文華女子の授業でもICTが積極的に取り入れられ、生徒に学習効果の向上が図られています。探求活動の「知の探求」プレゼンテーション発表でも活用されています。
また「主体的な学習に取り組む態度」の育成にポートフォリオ記入の指導を行っています。生徒手帳の巻末に組み込まれたページでまず1年間の目標を立ててから、その後も様々な活動の振り返りを記入します。大学進学だけではなく、就職にも必要となる自分自身の活動の記録は財産となります。
各種検定も積極的にもチャレンジし、英検・漢検・料理検定は全員受検し、個々の目標級合格を目指しています。授業内、放課後を用いた各級への対策や、ネイティブ教員による二次面接練習など、充実したサポートを受けることができます。