「家族規模」×「共学進学校」を願うのであれば筆頭校
中学校は1学年が150名ほど。高等学校も1学年300名未満です。
ビックスケール校が並ぶ神奈川県にあって、貴重な「ファミリースケール共学校」。
個々の今に目を配り機敏に策を講じます。
手厚い指導こそが鶴見大附属を選ぶ理由です。
「平和」「温和」を願うご家庭の信望を集めます。
かつ、快活な気風が息づきます。
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強引な訓練で鍛え上げる手法を拒み、第一に子どもたちの「学ぶ心」を育みます。
人をあたためるのは人です。師弟は親密に語り合います。
仲間との友好を促します。それが、はじめの一歩です。
人が集うところに相応しい熱く温かい人間味を覚えるでしょう。
ビッグ校で埋もれたくない。でも「こぢんまり」は不本意。
そう願うのであれば、キャンパスに足を運んでください。
嬉々として過ごす生徒諸君に出会ってください。
仏教主義校は、個々を「宝」として分け隔てず歓迎。
包容力に満ちた学園です。シャイな子、パワフルな子、皆が主役。
自然体のまま大らかに育ちます。
改革期は頑丈な私学に託そう
現在、各地の学校が時代に適うイノベーションに努めます。
しかしながら、荒波に翻弄されて右に左に傾く学校は危うい。
未来に向かう子どもたちが求めているのは、「先進教育手法」より前に
いつまでも倒れない頑丈な指針です。
激動期だからこそ「不変」「普遍」が肝要。
そう、うなずくのであれば、学園の礎を確かめてください。
14世紀から守り継ぐ禅の精神が支えているから、21世紀も揺らぎません。
変わりゆく社会への「適応」ばかりを急かさず
世の中が如何様に変貌しても貴い価値を教えます。
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鶴見大附属は「先進校」のひとつ。改革に邁進します。
ただし、新規な策は不変の礎(=建学理念)に照らして精査します。
学園全体の統一感に私学としての信念が映ります。
先生方の問題意識は「今日のA組のレッスンで何を工夫するか」です。
常に教え子の目線に立っているから、子どもたちの願いが叶います。
戸惑いなく、先生を信頼。力強く前に歩みます。
類い希な成長舞台装置を体感してほしい
全教科を専用教室で学びます。
「国語室」「数学室」を備える学校は、今なお希少。
それぞれは複数室が並びますから「エリア」と呼びます。
ぜひ、校舎を訪ねて、保護者の方と受験生本人の目で見渡してください。
本誌が論じるまでもなく、そのアドバンテージを確信できるでしょう。
各教科指導は高効率で高密度。明らかです。
ここでは、見落としがちな見学時のポイントを加えておきます。
正答が不明であれば先生方に尋ねましょう!
◆休み時間は全校生徒が大移動。
そのときにも、彼らは大切な経験を積んでいます。
それは何?
◆逆に各教科先生は移動せずにエリアの
「研究室」(廊下側がガラス張り)に留まります。
その利点は?