21世紀も、学校が担う主題は変わらない。
中学生は中学生らしく純真。
高校生は高校生らしく壮快。
歩む姿は爽やか。朗らかな笑顔が満ちて、真剣な眼差しが並びます。
そういえば学校はこんな場所だった。
健やかな「学校らしさ」に、あらゆる世代が共感できるはずです。
厳しい規則で管理している? そんな懸念はナンセンス。
ここで覚えるのは「校則」ではなく、時代に不変の規範。世界に普遍の礼節です。
各ホテルマンやキャビンアテンダントは日々鏡に向かい姿勢を正します。
接客とは無縁のスポーツ選手や科学者でさえ、身なり整い
美しい言葉を発してこそ称賛を浴びます。
各所における「在るべき姿」は心地よい社会を築くため。
人々に歓迎される要件です。
立ち居振る舞いは「育ち」が映ります。
成長期の生活のなかで醸成するものです。
それが相模の主題です。
職業的な訓練で作法の「型」教え込むのではなく
他者を思いやる心を育み、時々に相応しい行いを促します。
学園シーンは大人の琴線に触れる。
それはなぜ?
学校機能が進化。教育改革期だから各種スローガンが飛び交います。
つまり何が大切? 戸惑うのであれば相模に足を運んでほしい。
「中学・高校とは如何なるところか」を再認識できるからです。
見所は? 在校生諸君の表情です。彼らは健気に励んでいます。
でも、時に悩みます。時に転びます。応援したい。支援したい。
自ずと願うでしょう。それが教育者の澄んだ本意なはず。
学校とは、大人が子どもたちを見守るところです。
ともに笑い、ともに泣き、日々の小さな成長を見届けるところです。
「○○力の養成」は各論的なテーマでここは、「訓練所」ではない。
まさしく学校です。
*
見学するなら授業修了時ごろ(※)がベストタイムでしょうか。
懐かしい?羨ましい?
子どもたちが軽快にクラブ舞台に駆けるシーンが琴線に触れるのであれば
すでに相模の共感者です。
※学校見学は平日:9:00~16:00 【要電話予約】
全域が「健全な人間の育成」のため
12歳で迎えられれば東海大学の研究者の一員。
「10年一貫」の道のりが開ける広大な私学。
特に大学受験を経た保護者の方は、そのアドバンテージを正しく理解しましょう。
18歳で、大学受験に挑む学校との違いは、想像以上に大きい。
以下、要所です。
△一般の学校では、およそ、高校1年時から受験対策。
↓
テストに備えるトレーニングが軸。「得点力」のみで評価。
○相模では、高3生も、学習は生きる基盤を築くため。
「得点力」だけでは不足。「人間力」を高めてはじめて「合格」
教科学習は人間教育の一環
■英語
テストで実力を測ります。各種検定試験に挑みます。
しかしながら、テーマは、あくまで「言語を如何に用いるべきか?」です。
言語力は人格に関わります。
たとえ流暢に外国語を話しても、人々が耳を傾けないのであれば無益。
それが相模生が心得る価値観です。
■理科
東海大学の創立者、松前博士は、戦時は兵士として激戦地に派遣されました。
科学の危険性を痛感しました。
研究者には正しい「思想」が求められます。
相模のサイエンス教育の理念です。
相模のサイエンス教育は、松前博士の平和への願いが込められています。