きっと鎌倉健児に憧れるだろう
●入試で、特別な才能を募る制度は皆無。
●体育コース(等)の分割は見当たらない。
●神奈川県はスポーツ強豪校が数多。
●野球やアメフトの専用練習場を持たない。
●学業の「優遇」は、生徒自身が不本意。
この条件で大健闘。その「意義」は、容易に承知できるはずです。彼らは日ごろから何を志したのか。容易に共感できるはずです。横浜スタジアム、都大路・・・。晴れ舞台で輝く勇姿は、大人の琴線に触れました。そして、子どもたちに勇気を与えました。彼らは、純真かつ凜凜しい健児。皆が憧れる(惚れる?)はずです。
12月開催の駅伝大会の走者に高3生。それが当然。
人々が羨む学園文化。北鎌倉を覆う朝の気配は風雅。学園の門が開くのは7時過ぎ。真冬なら夜明けのころ。待ち構えていたように、数名の制服姿を迎えます。運動部の諸君が多数。厳しい練習の後、夜の学習は非効率。だから、学園へ駆け出します。始業まで自学。集中すれば1時間が「長時間」です。
ここはどんな学校? 日常シーンを見渡せば十分。今の鎌学生の心意気を体感するでしょう。
「文武両道」は、理想像を諭す標語ではない。「結果としての」校風を表します。力みなく、「それが当然」。高3の冬まで大地を駆けて、直後に大学受験。「それが当然」。トップ進学校だからこそスポーツトップ校。「それも当然」。想いの限り熱中。自律を極めて克己。心根を培うのはスローガンではなく学園の土壌。推進力を注ぎ込むのは親しい友。この地に集う男子諸君は幸福です。
古都鎌倉から新しい息吹を世界へ!
もちろん、健児の視界は遠く海の向こうに及んでいます。建長寺の杜で育てば日本文化の体現者。世界が歓迎するでしょう。
▶海外研修プログラムが多彩。奮い立つ志願生が増しています。
●これこそ、小学生諸君が望むスクールライフ!
学園Facebookをフォローしよう。成長ドラマレポートが賑やかです。大半がクラブと学校行事のトピックスだから、記者が、「いつ勉強しているの?」と首をかしげるほど。楽しそう!僕も仲間に加わりたい! そう意気込むなら、いざ鎌倉へ!
バンタンプロジェクト、さらにその先へ
2018年春、鎌学生がベトナムのバンタン(親友)たちに贈った小学校が開校。その後も、親交を温めています。詳しくはこちらから!▶ https://www.facebook.com/BanThanProject/
鎌学の美点を伝えるためは、各種プログラム評論・時代論・教育論・・・は不似合い。
端的なショートコメントが相応しい。そう信じています。
――遅れる生徒に手厚い。最後尾集団に声援を浴びせる。
全体を「底上げ」するため?いや、教育者の本能だと思う。
――乱暴な体育会系ではない。穏やかな眼差しで前を見つめて、
熱い胸中を語る少年が多い印象。何より、やっぱり「知的」だ。
――生徒諸君は友人や先輩を誇る発言を並べる。
先生は教え子を称える発言を連ねる。母校愛は、すなわち生涯の「絆」。
――放課後は、全域に淀みがない。文化部ステージも熱気が満ちている。
文学少年、アートボーイも「健児」だ。
――先生は熱血派。キャラクター濃厚。ホットな「人間味」を放つ。
示すのは理屈ではなく「背中」。「息子」「弟」は「父」「兄」に倣って力づく。
――受験期に第一志望校に不合格だった某クン。でも、嬉々として跳ねている。
無邪気に「鎌学推奨です!」と微笑んでいる。