僕たち、私たち、八王子を誇りたい(共学校)八王子学園八王子中学校

2019/09/13
僕たち、私たち、八王子を誇りたい
八学が育む「6つの力
英語力・異文化理解力・コミュニケーション能力・課題解決能力・新しい価値を生み出す創造力・日本人としてのアイデンティティ
▼学園の今を伝えるエッセンス(例)
●全教室に電子黒板を設置 ●授業中、個々の机上にはタブレット ●ネイティブ教諭は計6名 ●英語レッスンは1クラスを3分割 ●中3全員がオーストラリアで研修 ●授業がアクティブラーニング型 ●分厚く体系的なキャリア教育
上記をご覧いただければおわかりでしょう。ここは、ソフト、ハード両面において時代をリードするハイスペック校です。数年前に着手した「八学イノベーション」を丁寧に推し進めます。間近の指導要領改訂・大学入試改革への備えは万全。当然です。未来へ駆け出す子どもたちの心強い味方です。しかしながら、各論を品評するだけでは学園の本意を見失います。土壌に触れて、息づく情熱を確かめましょう。
大半の私立学校のアイデンティティの源は、創立した人物や組織です。土地に深く根差す「市民私学」は希少。八王子は、その全国的な筆頭校です。街を歩む子どもたちは郷土の宝です。地域の想いを注ぎ込み、声援を送ります。母校を誇り、かつ、ホームタウンを誇って励む諸君の心の内は健やかです。
〔創 立〕 1928年(昭和3年)/多摩勤労中学 〔創立者〕 市川英作と、賛同した八王子の有志




スクールモットー「人格を尊重しよう」「 平和を心につちかおう」
1945年8月2日、この日がかわったころの深夜、米軍爆撃機B29が八王子の夜空を覆います。その数、約170機。人々の頭上から膨大な焼夷弾が襲います。市街地の8割が焼失。烈火は、八王子中学校(当時の名称)の間近に及びます。生徒・教職員の暮らしを奪います。互いに尊重。心に平和を。学園は責務を誓いました。今なお、心に留めます。多くの学校説明会では、校訓を聞き流してしまいます。学園に足を運ぶ朝には、二つの貴いスクールモットーを胸に刻んでください。授業、行事、クラブ活動。すべての教育活動に織り込まれたスピリットを見いだせば特質が際立つからです。やがて、全域が際立つでしょう。
校名が地名のみ。カラーの薄い公立校のよう? それは誤解です。「八王子」は単なる所在地ではなく、濃厚な思想が込められた組織固有名詞と捉えましょう。江戸時代から養蚕・絹織物業が栄えた都市。開国後、日本の産業を支えました(*)。生徒諸君が襟元に添える校章に注目。モチーフは桑の葉です。彼らは、「桑都」の歴史と文化に守られて、やがて、世界の各地に巣立ちます。
(*)豆知識(社会科N先生より)/JR横浜線は生糸を港に運ぶために敷設されました。(1908年)
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「探究ゼミ」は、自身で知的好奇心を耕し、自身で問題解決に至る道のり。グループディスカッションスタイルで熱気を帯びます。前半は学年ごと。後半は3学年が集合します。「八王子学」に始まり、「生命倫理」「国際関係論」(等)重厚な難題に挑みます。育むのは主体性・多様性・協働性。鍛えるのは思考力・判断力・表現力。ただし、根底に信念が宿ります。自己と他者の「人格」を尊重する意義を実感します。「平和」を守る気概をつちかいます。
学業に集中。クラブに熱中。八学生の理想像。でも、時にバランスが崩れます。先生は見逃しません。「ちょっとだけクラブを軽くしようか」「数学は気にするな、次のステージで最高の演奏を!」。助言は個々の今に応じて大らか。日ごろから師弟の信頼が厚いから、心を交わしながら、両道を成し遂げます。

八学の美点を語る
●『週3日』等のクラブ活動制限はありません。東大・医進クラス生の大半がクラブ参加。そのうえ、各部のキャプテン・部長多数です。
●仲間が勝ち進めば嬉しいはず。年中、感動ニュースが届くから、ハートが冷めません。応援団も青春の主役です。
●ホンワカと穏やかな校風。先生方も同じ(?)ガミガミと煽り立てない。東大・医進クラスも、力まず、慌てず、学習シーンは朗らかです。
●スポーツだけではない。高校の美術系、音楽系のコース生の、ハイクオリティな作品・演奏に驚きます!
●全国レベルの男子バスケットボール部・吹奏楽部でも内進生が健闘しています!
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