歴史上初めて校名に「女子」を用いた学校です。日本が憲法さえ定めていなかった時代に創立。「良妻賢母」を理想と掲げる女子教育と一線を画する「職業学校」。当時の女性に高度な専門知識を教え技能を授けました。

革新的な志は今なお力強い。共立第二は源流のスピリットが温かいまま宿る直系併設校。２１世紀に輝く「自立した女性」が巣立ちます。

［誠実］ 真の美しさを身につけた女性

［勤勉］ 自ら考え発信できる女性

［友愛］ 他者を理解し共生できる女性

宮川保善・鳩山春子＊1・永井久一郎＊2永井荷風の父）をはじめとした３４名の先覚者が「共同設立」した私立学校だからです。（＊1 鳩山一郎（第52～54代内閣総理大臣）の実母、＊2 小説家、永井荷風の実父）

初めて訪ねる受験生の皆さんは驚くでしょう。大規模校が並ぶ多摩地区にあっても際立つ東京ドーム5個分の広大なキャンパス。共学校では、随所が男子に占領されてしまう。ここでは、全域を女子が独占。贅沢な「広場」です。それだけで、「共二を選ぶ理由」です。生命力を注ぎ込むのは環境。空が広いから心は広い。都会の喧噪は届かず、心は穏やかです。

［校地面積　221,169㎡］

□グラウンド　４００mトラック。同時にサッカーとソフトボールのゲームが可能。ほか屋外に、テニスコート（9面）。ゴルフ練習場、実習ファーム（農場）あり。

□講堂　客席は２階席合わせて１５００名収容。

□9号館　一般教室とは別棟。図書館と大会議室を備える。図書館の蔵書は約６万冊

本年の在校生は６学年で700名ほど。一人ひとりの声に耳を澄まします。一人ひとりの

今に寄り添います。遅れる生徒に手をさしのべて、皆を高みへ導きます。

一律のスローガンで急き立てずに、個々の志を貴びます。自己を深く見つめる時間は十

分。先生は、あらゆるチャレンジを支援。自然体のまま天性を伸ばします。

”丘の学園に相応しく、朗らかな気風を守り継ぎます。想いの限りに跳ね回る姿は楽しそう。学業、クラブ、学校行事・・・に打ち込みながら、心身ともにバランスのとれた女性が育ちます。