学習サポート体制を強化(男子校)佼成学園中学校

2018/07/23

新しい教育システムの導入で 
一人ひとりに合わせた 
学習サポート体制を強化 



多様なニーズに対応する指導体制が
数ランク上の進学を実現

 「男子校」「先進的な教育」「進学校」の3つの強みを持つ佼成学園。
 ひとつ目の強みである「男子校」では、
60年以上の歴史と経験をもとに、
男子の特性と成長段階に焦点を合わせた指導環境を整備。
同性の仲間とともに学習や部活動に集中でき、
6年間かけてじっくりと成長することができます。
中高一貫校のメリットを活かした「前期・中期・後期」の
3期型カリキュラムの採用も、
効果的な成果を生み出すことにつながっています。
 2つ目の「先進的な教育」では、
同校が得意とする“時代の変化を的確にとらえた教育”を積極的に推進。
将来の社会で求められる力を磨くことで、
自信を持って活躍できる生徒の育成が行われています。
 3つ目の「進学校」では、
中高6年間を計画的にサポートする進路体制のもとで、
中学段階から大学への意識づけを行い、
将来につながる興味や関心の「種」を豊富に提供。
多様な進路かつ数ランク上の進路実現を支援しています。



時代の変化をとらえた 
21世紀型能力を育む教育プログラム

 グローバル化が進む現代社会では、
思考力やプレゼンテーション力、コミュニケーション力などの
能力がより一層求められていきます。
このような教育環境の変化に対して21世紀型能力を育成するために、
同校では
「最新のICT教育」
「グローバルリーダープロジェクト」
「難関国公立コース」
などの新たな取り組みが進められています。
 「最新のICT教育は、自ら思考して学ぶ知識力やコミュニケーション力を
身につけるための実践的な取り組みになっています」と
南井秀太先生(広報部長)が話すとおり、
「1人1台iPad」
「電子黒板×プロジェクター」
「Wi-Fi×クラウド」
などの最先端のICT機器を取り入れることで、
生徒・教員・家庭・学校のコミュニケーションを密にしながら、
授業内の協働学習やプレゼンテーション活動の充実を実現。
思考力や表現力を鍛えつつ、
能動的かつ主体的な学びが行われています。
 グローバルリーダープロジェクト(GLP)では、
地球規模での多様な価値観と多文化理解による
真のグローバルリーダーの育成を推進。
豊富な海外研修制度、国際体験プログラム、
充実した英会話トレーニングや英語特別講座などを通じて、
実践的な「使える」英語力を身につけることができます。
 「ここ数年、中3の1~3月にかけて実施される3ヶ月間の
ニュージーランドターム留学の希望者が増えてきています」(南井先生)
というように、
GLPの取り組みによって生徒側の意識も年々高まってきています。
 難関国公立大学への進学を目指す生徒を対象とした「難関国公立コース」では、
生徒一人ひとりの学力を伸ばすことに重点をおいた多彩な取り組みにより、
5年連続で東大合格者を輩出
早慶上智などの難関大学への合格実績も好調です。
特に、同校の卒業生である現役東大生から、
東大合格に必要な学習方法などのレクチャーを受けられる
「東大に入ろうゼミ」は人気で、生徒全員が目標を持ち、
学習意欲を高めさせています。


高い合格率につながった 
自習室&チューター制度

生徒の学習支援や環境づくりが進む佼成学園では、
生徒のやる気に応えるために、
中学生用の自習室「学びの森」、
高1~2生用の自習室「学びの泉」、
高3生用と、それぞれ専用の自習室を用意。
毎日朝7時から夜8時まで使用することができます。
 特に生徒から好評なのがチューター制度。
難関大学に合格した卒業生がチューターとして自習室に常駐し、
受験に向けた実践的な勉強方法や学園生活についてのアドバイス、
講習のフォロー、個別指導など、幅広く対応してくれます。
自らの体験をもとに親身になってサポートしてくれる
チューターの存在によってモチベーションが高まり、
難関大学への高い合格率につながっています。



生徒全員の可能性を伸ばすための
 新しい教育システムを導入

 今年度より、数学と英語を中心に手厚い学習指導を行うために、
アドバンストクラスとマスタリークラスの
習熟度別クラス編成が導入されました。
 「上位成績者を優遇するためではなく、生徒一人ひとりに秘められた
可能性をさらに伸ばすための新しい教育システムとなっています。
いままでもこれからも、入学後の学ぶ姿勢を
重視していきたいと考えています」
と南井先生は説明します。
 大学入試に向けて練り上げられた独自のカリキュラムには、
生徒一人ひとりの習熟度に合わせた授業や希望講習、
少人数制クラスなどが豊富に用意され、
上位成績者はさらに実力を伸ばすことができ、
到達度の十分ではない生徒は弱点を克服することができる
手厚い指導が始まっています。
「全員サポート体制」をスローガンに、
生徒の成長を支援してきた同校ならではの取り組みといえるでしょう。
また、学校生活においてはクラスの垣根を超えた“佼成BOYSらしい
コミュンティづくり”へのサポートも忘れてはいません。
中1の4月に行われるオリエンテーションでは、
今年度からプロジェクトアドベンチャー(PA)活動を実施。
「小さい板に16名で乗ってみよう」など、
容易にはクリアできない指令をグループ単位で挑戦し、
結果に関係なく「起きたこと・やったこと・いったこと・見たこと」
などを振り返ります。
 「PAは新しい取り組みでしたが生徒たち自身でよく考え、
お互いに声をかけ合いながら活動することができました。
“主体性・あきらめない心・探究心・協働・他者への意識・メタ認知・
コミュニティづくり”のきっかけにつながったと思います。」(南井先生)
 学問だけでなく、人間力を高める教育にも定評のある同校。
時代に合わせて進化し続ける佼成学園から目が離せません。



<<戻る