鶴見へ、「唯一」「随一」を求めて(共学校)鶴見大学附属中学校・高等学校

2019/01/21

鶴見へ、「唯一」「随一」を求めて


 禅が支える私学は、全国に数校のみ。鶴見大附属はその筆頭。母体は、曹洞宗大本山。国際的な禅の根本道場は、日本の寺院のなかでも「随一」です。
 すべての教科を専用教室で学ぶ先進の「教科エリア型」校舎は、少なくとも私(記者)の見聞内では「唯一」。基本プロフィール(基盤と環境)だけで、他校との差異が明らかです。
 今、志願者数が増しています。入試難度ランキングの尺度を超える「鶴見大附属ならでは」が広く伝わっているからでしょう。

「唯一」「随一」に共感し、期待を寄せるのあれば、真の出願校候補です。

「随一」の仏教主義校として

他宗派を含めた仏教主義校のなかでも際立つ私学。教育の全域に仏教精神が色濃く映るからです。子どもたちに禅の教えを授けつづけます。仏教が何を恵むのか。その正答は、日本人であれば承知しているはずです。すなわち、正しい生き方へ導く指針です。



 学校教育の場に適う仏教主義(禅)の要所を例示します。
 (例えば)“Googleマップ”では「鶴見大附属」の検索で位置を示します。航空写真に切り替えてみましょう。校地の東側(地図上右側)は広大な緑。学園の魂が宿る森は總持寺の境内。キャンパスと同じく生徒諸君の真心を磨く舞台です。
 JR鶴見駅西口から向かう制服姿は、線路沿いを南下。「鶴見大学歯学部附属病院」を右折。三松関(總持寺総門)から荘厳な三門を経て丘の学園へ歩みのぼります。
 入学式のころには、境内の風雅な桜花が、朗らかな子どもたちの列を覆います。


■感謝を忘れず謙虚に振る舞う。日本人が守り継ぐ美徳の根源には仏教精神が宿っています。


■人は無二の天賦・天性を備えています。個々の生徒を、かけがえのない宝として育て上げます。


■手助けを期して祈願する「神」が見当たらない。心・技・智・体は、自ら、日夜、勤勉に鍛錬を重ねて磨きあげます。


■異教を遠ざける排他的な思想ではないため、「多様」を貴び、「異種」を扶ける慈愛の心を涵養します。

誠実な私学の証(あか)し


◎飛躍が過ぎる目標を掲げて煽(あお)り立てずに、迎えた子どもたちの学力・資質を丁寧に見極めて「等身大」を着実に伸ばします。


◎特定の職業・研究域を重んじるスローガンを投じず、大仰な時代論を浴びせず、個々の澄んだ想(おも)いを聞き留(とど)めて励まします。


◎全校教諭が密に連携。一人ひとりの今の有様に応じて機敏に策を講じます。心を温める教育こそが鶴見大附属の神髄です。

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