東京女子学園で新しい自分をたくさん見つけて未来に羽ばたこう!(女子校)東京女子学園中学校

2018/11/14

東京女子学園で新しい自分をたくさん見つけて

未来に羽ばたこう!

「教養と行動力を兼ね備えた女性の育成」を建学の精神として、110年以上の歴史を重ねてきた東京女子学園。

人と人とのつながりを大切にしながら、一人ひとりの生徒の可能性を最大限に引き出す指導を続けています。

今回は、英語科教員・吹奏楽部顧問としても絶大な信頼を集める若手教員のホープ、立原寿亮先生にインタビュー。
 

「本校で体験する様々な取り組みの中で、新しい自分をたくさん見つけて、将来につなげてほしいですね」とおっしゃる立原先生に、のびのびとした学校生活の様子や、時代のニーズに応える新たな挑戦についてうかがってきました。


「地球思考」をキーワードに世界とつながる力を育む

東京女子学園は、「これからの時代にふさわしい力と見識を持ち、世界とつながる女性を育むこと」を学園の使命と考えています。
 そのための教育の方向性を体系化したものが、学園オリジナルの「地球思考コード」です。これは、学校で学ぶ内容が、単に知識を得ることだけに留まらず、論理的思考から創造的思考に広がるとともに、仲間と共有し協働する経験を通して、智慧=生き抜く力に昇華していくプロセスを明文化したもので、すべての教育活動に導入・実践しています。
 また、探究活動の一環として、「地球思考プログラム」を実施。提示された数多くの新聞記事から世界の問題を意識し、分類・分析することから始めて、それらを自分自身の問題として考えることにつなげます。さらにはプレゼンテーション、文化祭での発
表、論文作成などを通して、発信力も培います。

ダイレクトに異文化に触れることでたくましく生きる力を育てる

3つの留学制度はすべて希望制で、全員参加できます。春休み2週間のセブ島英語研修(対象は中2から高3)では、英語学校でのマンツーマンレッスンを通して英語力を高めることを主眼に置いています。シアトル夏休み3週間ホームステイプログラム(対象は高1)では、異文化を吸収することを大切にしています。一人1家庭ずつホストファミリーを用意。日常生活すべてを英語で実践できるようになります。カナダ・バンクーバーへ1泊旅行をしたり、メジャーリーグ観戦なども行います。オーストラリア3ヶ月留学(対象は高1・高2)は、いわば留学の総合演習のようなもので、文化も言語もたっぷり体得して帰ってきます。一人1家庭ずつのホストファミリーライフはもちろん、現地高校でネイティブと同じ授業も受けます。3ヶ月も滞在すれば自炊洗濯をすることもあるでしょうし、日々通学で公共交通機関を使うことも当然あります。以上のような経験を通して、日本に帰ってきた後もヴァイタリティーあふれる、タフな心をもった女性を育んでいきます。


一人一台のiPadをフル活用して、ICTを使いこなす力を身につける

 東京女子学園では全生徒が一人一台のiPadを持ち、あらゆる場面でICTを使いこなしています。各教科でプレゼンテーションの準備や練習に使うほか、英語科でスピーキングテストやライティングテストに使ったり、理科のレポートを写真入りで作成したり、社会科のフィールドワークで、地形図のアプリを開きながら、学校外を歩くこともあります。また、学校から家庭への連絡や生徒会選挙の投票、部活動の合宿のふりかえりポートフォリオにも利用するなど、学校生活の効率化と深化を図るとともに、将来、生徒が社会に出たときにあたりまえになっているであろうICT環境をあたりまえに使える力を身につけます。


「生き方」を学ぶキャリア教育が卒業後の進路にも反映

 東京女子学園のキャリア教育は、単なる「職業教育」ではなく、「生き方教育」です。それも、最初から「将来」について考えるのではなく、まず、「今まで」の自分と「今」の自分をじっくり振り返ったうえで、「今後」の自分はどう生きていったらいいかを考えます。また、自分自身をさらに成長させるきっかけとしてルーブリック自己評価表を使い、正確に自分自身の特性を見つめることができる「もののみかた」を身につけます。こうしたキャリア教育の成果は卒業生の進路にも反映しています。進学先のレベルアップだけでなく、大学卒業後、官公庁のキャリアになったり、大手航空会社に就職するケースも大幅に増えています。


女子校だからできる「しなやかに生き抜く自立した女性」を育てたい

 東京女子学園は女子校だからこそできる教育にこだわり、女子校のよさを100%活かしている学校です。生徒はお互いに遠慮のない環境で安心して生活するとともに、リーダーや力仕事など、共学校であれば男子が担いがちな役割もすべて女子が担うため、あらゆる面で力を発揮するチャンスがあります。人の意見に左右されず、常に自分の頭で考える経験を通して、新しい時代をしなやかに生き抜く自立した女性を育てたい。――それが東京女子学園の先生方の願いなのです。

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