東京豊洲、STEAM教育、最先端

従来の“STEM”にArtsを加えて統合的に学びます。革新の先鋒を担う技術者・研究者を育成します。

近年、提唱される先進メソッドながら、芝浦工大が、長年、続けてきた手法に等しい。昨年度、豊洲に移転。企業、研究所、展示会場（等）、日本の科学技術集積地に根をはりました。施設にも中等教育界が驚く“STEAM環境”が整いました。

21世紀、「芝浦だからこそ」実現できる教育が、ますます際立ちます。

Science 科学

自然の事象に対して「なぜ」を考える。科学の原点。

「なぜ」に始まり、人類が解明してきた節理・法則を知り、自ら説明する力を鍛えます。実験・実習を重ねます。問題提起から発見・創造に至る科学者の手法に倣い、自然への理解を深めます。

Technology 技術

科学をどう応用するか、便利を考える発想。

新しい機器やインフラを「使う」に留まらず、「開発」に挑みます。テクノロジーは便利で安全な社会を築くため。人類が積み重ねた知恵と工夫を継承し、さらに進化させて世界に貢献するパイオニアを育てます。

Engineering工学

ものづくりの楽しさを発見。

木材や金属を加工して実用品を作り上げます。大学が支援するため、「技術家庭科」の枠をはるかに超えてハイレベル。工作好きの男子諸君は楽しみながら、ものづくりスピリットを体得します。

Arts 芸術

自己の内側に向かう作業と創作体験が必要だ。

「もの」には美しいフォルムが求められます。美術・音楽の創作を通して、ものづくりに不可欠な感性を磨きます。自己と向き合い、感情・意識を掘り下げる体験が、若き技術者の心を豊かに培います。

Mathematics数学

数学は理系の共通言語。

数学力が欠けていれば、技術者同士の会話ができません。研究開発の「道具」を失います。中学時から微分積分をはじめとした高等数学を見通して、手堅く、かつ、アグレッシブに基礎を築きます。

３つの言語～ワールドステージで活躍するエンジニアの必須条件

男子の発達の比較的遅い言語分野を強めます。日本語運用能力は、言語技術教育で４技能を鍛えます。世界中の人々のニーズを知り、各地の研究者と議論するために必要な英語学習を重んじます。さらに、中学生からプログラミング言語（Ruby/C言語）を学びます。芝浦生の理想は「3つの言語」を自在に使いこなすグローバル人材になることです。

大坪校長先生よりメッセージ

本校には、「理科が好き」「算数が好き」「工作が好き」「アニメやゲームはもっと好き」という男子が多数入学してきます。好きなこと・得意なことは個性であり強みです。本校はシンプルに、生徒の個性が生かせる場所でありたいのです。一方、それらとは異なる多様なことに興味関心を広げられる場でもありたい。