多摩大聖ヶ丘の説得力(共学校)多摩大学附属聖ヶ丘中学校

2018/07/12

多摩大聖ヶ丘の説得力

仮にMOVE編集部が、多摩大聖ヶ丘の学校説明会のプレゼンターを任されれば、

如何にご家庭の皆さんを説得するべきか。

ここでは、エッセンスを「論理的に」お話しします。

6学年すべてが約120名の共学進学校

 

■高校募集がごく少数の「準完全一貫校」

 

「少人数」「男女共学」「進学校」「()完全一貫」を満たす

私立中高が数多見つかるでしょうか?

ここは類似校が希な特別な学校です。

 

▶▶▶()完全一貫校は男子校・女子校が多い。

 

▶▶▶高校がこの規模の共学校は数少ない。

 

上記の学校フォーマットのアドバンテージは、

詳細に説明せずとも、

容易にうなずけるはずです

◎全先生が全生徒を見守る濃密な師弟関係

⇒個々に寄り添う、手厚く手堅い指導が学園の神髄。

◎高校課程進級時の「異変」がなく、終始、穏やかに成長できる

⇒仲間・指導者・環境・文化…。すべて一貫であれば、心身が安定する。

 

キャンパスを訪ねれば、際立つ温和な気風を体感できます。

それだけで、十分な志願動機です。

 

《しかしながら、弊害も懸念されます》

以下は、その例です。

 

× タフなチャレンジ精神が失せ、こぢんまりと育ってしまう。

×  外界と隔離されて、狭い世界に留まってしまう。

×  「多様性」を欠き、限られた価値観に支配されてしまう。

× 平和・安全に慣れて浮き世離れ。将来、実社会に馴染めない。

 

この不安を一掃するために、何を為しているのか。

それが、21世紀多摩大聖ヶ丘を語るための要所です。

ここは、弱々しい子どもたちを庇い護るだけの、

甘いシェルターではありません。

 


 

■これが多摩大聖ヶ丘の心と技

 

一歩一歩

地元の農家の方とともに働こう。

校地周辺の多摩丘陵の自然に驚こう。

(お隣の)大学の研究者と語りあおう。

まず、そこから。

自らの本拠を固めてから、徐々にフィールドを広げます。

12歳の少年少女は、まだ小学生の延長。

唐突に、海の向こうや、世界の先端を指さして、

スタートの号令を投じても、 戸惑うばかりです。

遙か彼方のゴールを目指して走りつづけるレースは疲れます。

目前の宝にときめきながら前進すれば楽しい。

気が付けば、いつの間にか、広大な風景を見晴らしていた。

それが聖っ子が歩む健やかな成長プロセスです。

 

等身大

学園をリードするのは、教え子とともに過ごす先生方。

強力なトップダウンで一新される学校ではありません。

教員数は40名ほど。結束が固い。

昨今は若いチームがリード。少数精鋭集団は軽快にアクション。

「時代の要請」は心得つつ、常に、「Aくんのため」「Bさんのため」。

だから、種々の施策は、生徒の想いと保護者の願いから乖離せず、

メッセージは、教え子の今に適います。

過剰なイノベーションを積み上げて右に左に揺らぐような混乱は皆無。

改革改善を重ねても、長年、支持を集めるタマダイヒジリらしさは、

守り継がれるでしょう。

 

「一歩一歩」「等身大」で導く手法は、

「内気な子どもたちを感化するため」と評されます。

でも、ピュアな好奇心旺盛のワンパク(?)、オテンバ(?)

キャラクターを活かすためにも有効。

あらゆる少年少女たちが喜ぶはずです。

 

■今、不可欠な「力」とは?

多摩大聖ヶ丘が教える『正答』

 

「思考」は言語を用います。「論理」は言語で伝えます。

「共感」「理解」は言語を介します。

「21世紀型教育」の課題は、すべて言葉が不可欠。

多摩大聖ヶ丘は「言語力」を重んじます。

ただし、ビジネス研修のような、説得術や交渉術のトレーニングを急ぎません。

日々の授業から、学校行事、課外レクチャーにいたり、あらゆる場面で「言語表現」

を促します。自ずと、思考は深まります。論理を磨きます。

 

 


 

卒業生も保護者もファミリーの一員です。

サポーター、コーチャーとして後輩たちの学習指導を手伝う卒業生。

生徒と同様、先生方が身近。学校と家庭が親密に連携して、

子どもたちを育てあげます。近年は、定期的に勉強会を開催しています。

これから幕を開ける自立期、反抗期、思春期。

保護者の皆さんが、悩みが募る道のりです。

 

頼もしいエキスパート集団が味方です。

 

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