10年先を見晴らして②(共学校)東海大学付属相模高等学校中等部

2018/09/23

未来に活きるのは「教養」

 高等学校の各教科・科目は、本来、日本人、あるいは世界人として生きるための「教養」です。「大学入試科目」として捉えていないでしょうか。
 日本国公民として相応しく社会を知ります。日々の生活やあらゆる学問に役立つ科学を学びます。大人は、「あのとき苦労して覚えた知識は受験のためではなかった」と実感しているはずです。

 ところが、一般の進学校では、履修科目を絞ります。効率的に受験に備えるためです。多くの高校は高2から文系・理系に分岐。(例えば)多くの文系生は、上級の物理や数学に触れずに生涯を終えます。教養エリアが限られれば、頭脳と人格も狭いままです。
 相模生は、「大学入試対策」から解き放たれます。「文理融合」の精神は中高キャンパスにも届いています。多教科を修めるから、きっと、未来は、「引き出しが多い人」。「国公立型カリキュラム」(等)のネーミングは無縁。大学で各専門分野を究めるとき、そして、その先、大らかに思考するための知識を集めて、教養を蓄えます。

 10年一貫の明らかなアドバンテージを確かめましょう。

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