先進的な英語プログラムがスタート(共学校)拓殖大学第一高等学校

2018/09/21

先進的な英語プログラムがスタート


カリキュラムのなかで特に注目するのは、今年スタートしたディスカッションプログラム。

英語4技能をバランスよく育む先進的な英語プログラムで、他校では希望者対象で取り組まれることが多いなか、同校では全1年生(534名)を対象に行われます。

外国人教師を招き、年間5日間、各日4時間かけて、英語ディスカッション等を行いながら、3月にプレゼン発表を行います。

事前準備として具体的なプレゼンテーマを生徒に考えてもらいますが、意欲的に意見を出し合い楽しそうに進めています。

ディスカッションは15人ずつのチームに外国人教師1人、12月はさらに5人チームに別れて取り組みますが、教師はジャマイカやコンゴ、ニュージーランド、イギリス、カナダ、アメリカなど多様な国々から参加されます。

生徒は毎回、毎時間ごとに、ナショナリティが異なる先生方と接しながらコミュニケーションをとっていくことになるわけです。

単に英語4技能を習得するだけでなく、テーマ設定などに主体的に取り組み、協働性、多様性などを肌で感じながら学ぶことができます。

同時にアクティブラーニングに慣れ親しんだ外国人教員が、生徒とどんなディスカッションを、この人数規模でどう展開するのか、同校にとっても初めての試みに期待が高まっています。そしてここでの成果を、他の授業にも取り入れていく考えです。

そもそも国際教育については、当然のことながら拓殖大の付属校として、意識が強く、花小金井に校舎があったころから続けているものです。

英語発信力を養成するために有効な音読学習に適した教材の導入、週に1回の外国人教師とのチームティーチングの授業など、生徒が取り組みやすい環境作りにも力を入れています。

また英検・GTECなど外部資格試験に対する意識と得点力を向上させる指導も行っています。

修学旅行(オーストラリア、マレーシア・シンガポール、台湾の3コース)では現地の大学生と少人数グループで1日自由行動をとるB&Sプログラムを実施しているほか、希望者による語学留学や選択授業など、さまざまなシーンで自然と国際感覚を身につけていく施策が取られています。

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