体験を通して、人間としての核を強化する②(共学校)国士館中学校

2018/09/13

体験を通して、人間としての核を強化する!

国士舘ならではのグローバルプログラムを展開


 社会のグローバル化が急速に進む中、学校教育の現場でも英語力の強化が求められています。国士舘中の英語科の授業は週10時間。特にコミュニケーション力を重視し、ツールとして使える英語を目指す国士舘ならではの指導を展開しています。また中大連携教育の一つとして、国士舘大学21世紀アジア学部から留学生を招き、放課後、「英語村」を開催。中国、ロシア、イランなど多様な異文化に触れる機会を設けています。
 「あえて英語圏以外からの留学生を招いているのは、多言語・多文化に触れるとともに、英語を母国語としない人たちとも英語を使えばコミュニケーションがとれるということを、生徒に肌で感じてほしいと考えたから。そのことが英語を勉強するモチベーションにつながります」。
 さらに中2では福島県にある英国式宿泊施設ブリティッシュヒルズで語学研修を行い、中3以降は希望者対象の海外語学研修を実施します。「生徒にとっては何よりも“現場で学ぶ”ことが大切ですが、いきなり留学というのはハードルが高い場合も多いでしょう。そこでまず日常の学校生活の中で英語を使う現場として“英語村”をつくり、生徒の成長段階に合わせてステップをつけることで、次の目標に挑戦できる環境を整えました」。
 「英語村」を実施したことで、生徒にとって英語がより身近になり、授業でも「積極的に発音する」「英語で会話することに尻込みしない」といった成果が出ています。生徒をけっしてせかすことなく、そのときできることに順番に取り組ませることで、最終的に高い目標をクリアする力を身につける。――ここにも実践を重視する「活学」の力が生きています。


「放課後学習」で文武両道を達成


 国士舘中では、授業後、全生徒が午後4時まで教室で「放課後学習」に取り組むことになっています。生徒は宿題をはじめ、予習・復習、朝テストの勉強などそれぞれの状況に応じて自習し、担任や教科担任のほか、国士舘大学で教員を目指す学生が教室を回って学習をサポートします。これにより、部活動などが忙しくても勉強との両立が可能になり、文武両道が達成できるようになりました。
 「本校では、部活動を“放課後始まるもう一つの学校”と位置付けて大切にしています。もちろん生徒にとって部活動は、中高時代に最も力を注ぎたい場所でもあるでしょう。だからこそ部活動に行く前に、全員同じ条件で、その日の勉強の定着を図ることが重要だと考えました。放課後学習を始めてから、生徒の学力が確実にアップしただけでなく、学習への意識が変わり、時間管理もできるようになりました」。

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