コロナ禍に負けない取り組み
オンラインでの教育体制、連絡網システムを迅速に完備
幸いなことに、全学年の生徒が1 人１台のiPad を持ち、オンラインの体制が整ったタイミングでした。新入生の手元にiPad を郵送し、設定が完了する期間を考慮し、４月までは課題を生徒に配信するなどの方法で学習を継続。５月からVOD 型オンライン授業を開始しました。家庭にWi-Fi の環境がなくても、安心して映像を見ることができるよう、本来は７GBまでの通信量を15 GB まで増量しました。家庭と学校との連絡手段としてはホームページ、連絡網システム「ラインネット」、そして「Classi」を活用しました。加えて、新たに専用のメールアドレスをつくり、ICT メンバーが保護者からの質問や相談にはメールで回答しました。
感染防止対策を徹底した、登校再開後の日常
登校再開後は生徒の毎日の健康管理のためサーマルカメラを導入しました。その他フェイスガードの配布や食堂にアクリル板の設置、アルコール消毒液を各所に設置するなど、生徒の安全確保に努めました。本校では新入生を対象に合宿講習という泊りでの行事を実施していました( 2020 年度、2021 年度は中止)。そこでは黙食を徹底するなど、以前から黙食に取り組む機会がありました。もちろん平常時は友達やクラスメイトと食事の時間に色々な話をする大切な時間でしたが、現在は感染防止対策として昼食時には黙食を徹底するなど、これまでとは違う昼食の時間になっています。
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