男子校だからこそ茶道教育
日本の伝統文化について質問されて、詳しく答えられない
日本人も多いのではないでしょうか。
西洋文化の勉強が中心の今までの教育ではそれもそのはずです。
「日本を知り、アジアを知り、世界を知る。」
「国際社会で必要とされる日本人としての意識を培う。」
これが藤嶺藤沢の茶道教育のコンセプトです。
茶道の授業は毎週1回、5年間行われます。
指導は大日本茶道学会より先生をお招きしています。
中1生は慣れない正座に四苦八苦ですが、5年間指導を受けた高2生は
凛々しい姿でお茶を点てます。
中学卒業時は卒業茶会、高校2年終了時には修了茶会が
それぞれ保護者の皆様をお招きして開かれます。
成長したご子息の姿に目を潤ませる方もいらっしゃいます。
茶道というと、女子教育には多く取り入れられていますが、
男子校では珍しいと思います。
物を大切にする心、規律の正しさ、節度ある人と人との接し方
そしておもてなしの心。
今、日本の男子に求められているものが、茶道教育を通して
体得できるものと考えています。
【news】
2015年、創立100周年記念事業の一環として
人工芝のグラウンドと学生会館がリニューアル!
藤嶺100周年記念資料室、茶室、陶芸室、武道場、食堂・カフェのほか
研修や宿泊もできる施設も併設されました。