生きていく力、深まる教養
初めてのおもてなしは緊張の連続でした。
W.K.さん（令和2年度卒）／清弘先生（家庭科担当教員）
W.K.さん 実は私、家庭教育寮実習に参加したくて文華女子に入学したんです。
清弘先生 参加してみてどうでしたか？
W.K.さん 期待通り楽しかったですが、想像以上に大変なこともありました。
清弘先生 W.K.さんは班長を務めていたわね。
W.K.さん 役割分担がとても難しかったです。分担ができないと仕事も進まなくて、1日目はとにかく時間が足りませんでした。
清弘先生 食事も生徒の分だけでなく、ご招待するお客様の分もあるものね。
W.K.さん 9人分作るとなると加減がわからないし、お招きする時間は決まっているし、現場はパニック状態でした。
清弘先生 でも2日目はだいぶ落ち着いてきたように見えたけれど。
W.K.さん 分担することの大切さをみんなで共有できたからだと思います。
清弘先生 参加後は、気持ちはどう変化した？
W.K.さん 家事の大変さがよくわかり、帰宅後はまず母に「ありがとう」と言いました。家庭教育寮実習への参加をきっかけに、家事について母と話をする機会も増えましたね。
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