八王子学園の真の強みを語ろう(共学校)八王子学園八王子中学校

2021/09/19
八王子学園の真の強みを語ろう① 大家族の包容力

文武にパワフルな学園ながら、「旧(ふる)い体育会系」「受験予備校」(等)、ネガティブイメージは皆無。ぜひ、訪ねてください。キャンパスを覆うホノボノ(?)と穏やかな気配こそが、学園の「強み」です。家族型の私立学校だから生徒は伸び伸び。安心して過ごしているのでしょう。度量が広く、多彩な個性や多様なご家庭の想(おも)いを受け止める包容力が満ちています。

教職員数は生徒数に比例します。多人数校は先生も多く、「面倒見」の密度は少人数校と同じ。クラブや行事では、担任や教科を超えて、先生とかわるため、ひとりの生徒の目には、たくさんの先生に見守られているように感じます。多様性共生の観点でも、個性豊かな先生集団は「強み」です。

+外国人教諭は10名ほど。うち1名は中学校学級担任です!

■子どもたちが喜ぶ「大らか」

生徒を信頼し、自主自立に委(ゆだ)ねる自由主義校。生徒会はエネルギッシュ。例年、高校生徒会の要職は内進生が担っています。

宗教や特定個人の主義に基づくメッセージで染めずに、思想はニュートラル。自然の生命力を活(い)かすオーガニックな教育です。

■壮快な青春スペクタク

自由闊達(かったつ)に弾みながら秩序正しい。ユニークなアイディアが飛び交いながら、チームとして結束。クラブや趣味に打ち込みながら、いつの間にか()学業にも励んでいます。

(かつての都立トップ校のようでしょうか?/*記者主観として)

 「市民私学」の強みーーーーーーーー

市川英作に賛同した八王子の有志が、地元の子どもたちのために設立。歴史上、宗教、企業、大学と無縁。90年以上、堂々と自立するスタンドアローン校です。

法人理事会や大学(等)の独裁的な外圧を浴びずに発展を遂げています。風になびかず、波に揺れず、毅然(きぜん)と前進する姿が信望の源です。ボトムアップ型組織では、生徒の声が届く先生がリーダー。改革は子どもたちの願いに適(かな)います。大がかりな未来計画を議論する前に、今日の改善に努めます。

来春、中学校開校から10年目を迎えます。街の人々に親しまれる市民私学は、今後、八王子の中心で、ますます際立つでしょう。

八王子学園の真の強みを語ろう② 中高随一の「多様性」

高校進学時、たくさんの仲間を迎えます。チームはパワーアップ。多様なパーソナリティが重なる熱気は、他校では得がたいエネルギー源です。中高期は仲間や上級生の影響が甚大。優れた才能に囲まれるべきです。多様な志に出会うべきです。

毎年、「全国大会出場」の知らせが当然。名高いクラブ活動強豪校です。選手の健闘は全校生の誇り。ただし、子どもたちを力づけるのは、試合やコンクールでの健闘より前に、日々、尽力する姿です。「僕もがんばる!」と心が躍ります。カラフルなパーソナリティが自然体のまま集うキャンパス。刺激がたくさん。「私も仲間に加わりたい!」と心が動きます。

人は人の中で育ちます。人は人とともに輝きます。ダイナミック校だから、成長はダイナミック。個々の輝きを増すでしょう。

 ■秀でるアーティスト集団。全校生のハートを温める。

2021年春、2名が東京藝(げい)術大学に歩みました。総合コースには音楽系と美術系のカリキュラムが整います。数々の高校トップレベルの「アーティスト」たちが技を磨きます。彼らの作品は校内の随所に彼らの作品が展示。器楽の音色が響いています。吹奏楽部のパフォーマンスは高等学校最高レベルです。

普通科で、芸術・音楽の香りが濃い私立学校は稀少(きしょう)。際立つ成長環境です。

 ■高校入試における最上位集団と高め合う

現在、高校の「内進生」は、文理特進コース(高入生の最高レベル)と同等のカリキュラムで学んでいます。タフな高入生が、よきライバルです。

 【参考】高校文理特進コース入試相談基準(中学校内申/第一志望)

9科39・5科目22・3科目14 →最上位の都立校県立校受験層

 大学合格実績 2021年春 【全卒業生データ】

国公立  43         早慶上理 39        MARCH 194 *医歯薬・獣医系 32  *美術・音楽系 45

八王子学園 学園モットー  人格を尊重しよう 平和を心につちかおう

 ハイスペックなオールマイティ校

学園ウェブサイトやパンフレットを一覧してください。ここは、今をリードする心強い学園です。

ただし、他校と比したアドバンテージを見いだすためには、スペック各論を論じるだけでは不足です。90年を超えるとき、この地に根を張り熟成を重ねた文化こそが、八王子に託する理由です。

 ■人が人を育てるところ

ICTの進化で学園シーンが変貌(へんぼう)。先生は新時代の教授術を会得しています。生徒の机上にはChromebook。各教室には電子黒板。学びのシーンは今に相応(ふさわ)しい。

しかしながら、学園の真価が映るのは、校内随所で目撃する先生と生徒の対話シーンです。職員室前の廊下の壁にはいくつものホワイトボードとデスクが並びます。補講や相談に用いるためです。放課後、廊下ですれ違う生徒を、いかに力づけるのか。求められるのは、分厚いマニュアルではありません。モチベーションは職員室に宿る熱い「生徒想い」です。

 ■多彩な個性が集うからこそ

1945年8月2日未明、八王子上空を覆うのは米軍爆撃機約170機。1600トンもの焼夷(しょうい)弾を投下。炎は学園の間近に及びました。人々の生活を破壊します。

人類の平和に貢献する人を育てあげたい。戦後、信念を確かめます。学園は歴史に根差した重厚なモットーを伝えつづけます。自(おの)ずと、生徒諸君の心に留まるのでしょう。大上段に世界の「紛争解決」を論じる前に、隣の仲間と友好を。多彩な個性が賑(にぎ)やかに集うところで、相互理解(=平和)を心に培います。これからも、和やかな校風が守り継がれるでしょう。

八王子学園2本の道のり

■奮い立つ 一貫特進クラス

近年、学力向上が目覚ましい。校内テストや学部模擬試験のデータが証明しています。今春の運動会で優勝したのは、一貫特進クラス。東大・医進生に負けじと奮い立っているのでしょう。(もちろん、殺伐とした敵対意識は皆無。学年に一体感を覚えます。)

人格を尊重する学校では、注(そそ)ぎ込む情熱は、全校生同じです。このたびの取材中、一貫特進生を称(たた)えるお話が続きました。健気(けなげ)に追い上げる生徒たちに声援を送ります。八王子の先生らしい!

 +力がみなぎれば、学年進級時に東大・医進クラスへ合流できます。制度の詳細は学校まで尋ねましょう。

 ■頼もしい東大・医進クラス

第1期生は2016年入学。今、高校3年生に育ちました。12歳から八王子スピリットを体得した諸君は、力がこもります。来春のチャレンジに向けて軽快に学んでいます。

クラブ活動に熱中。学校行事に夢中。仲間たちと励ましあいながら育ちました。人間として生きる喜びを味わい、美しい情操を養いました。人生を前向きに意志を耕し技術を磨きました。「合格」を求めるだけのクールなトレーニングコースではありません。ホットな成長ドラマの舞台です。

 +中学開校は2012年。東大医進コーススタート前の先輩たち(4期)が、すでに、一橋大学・東京外国語大学・東京都立大学・慶應義塾大学等の難関大学への進学を果たしています。

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