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ムーヴ編集部コーナー「チーム鶴亀」
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学校との出会い=学校の先生との出会い

学校が高機能化した今、学校教育の原点回帰の時代だと思います。各校、「授業の充実」「人間教育」などの古典的ともいえる教育テーマに重きをおいています。
そこで学校研究の大切な要素は「先生」。立派な教育プログラムも、充実の施設も、それを生徒の教育に生かしてこそ意味を持ちます。お子さんがお通いの学習塾でも、教材やシステムでなく個々の先生の力量こそが肝要ではないですか?
少々、厳しい観点ですし、僭越(せんえつ)なのですが、各校の先生方の教育力や相性について、可能な限り調査しておくべきだと思います。熱心な私立学校では、施設やプログラムを整えると同時に、先生方の教育力の向上にも努めています。そこで、先生方の研修の注力テーマがわかると参考になりますね。「ムーヴ」としては、教科知識は当然として、先生方のコミュニケーション能力の育成が要所だと思います。子どもたちとの対話から引き出す力やメンタル管理の技術が求められるからです。教科指導、クラス担任以外にも、保健室の先生、スクールカウンセラーの先生など、学校内には生徒を守り導く要職があります。ぜひ、目を向けてみましょう。

最近は学校パンフレットやホームページで、先生紹介を見かけるようになりました。ぜひ、先生方のメッセージに耳を傾けてください。
実際に対面してお話ししてみるのがベストです。事前に申し込めば個別相談を受け付けていただける学校も増えてきました。また、多くの学校は文化祭などで個別相談の場を設けています。上手に活用しましょう。学校説明会の終了後のちょっとした立ち話でもよいと思います。その学校の先生を知るための絶好の機会。もしかすると、相談に応じてくださる先生は、来年の担任の先生かも。入試の話題だけでは、せっかくの好機も無駄になってしまいます。
ちなみに、先生の雰囲気が見やすいのが放課後や昼休みの職員室周辺。学校構造にもよりますが、職員室周辺に生徒さんがあふれている学校は、先生と生徒のコミュニケーションが良好。期待できますね。でも、「無秩序だなぁ」という印象では問題。先生と生徒がなれ合いのように陥っている学校はNGです。いくら親しくても、生徒が先生を呼び捨てにしていたり、男子教諭が女子生徒のファーストネームで呼んでいたりでは、不安を覚えます。あくまでも、先生は生徒たちを導く「師」という姿勢を保つ必要があります。正しい目を持ちましょう。

学校は、起きている時間の大半を過ごす場所です。優れた「居場所」機能が求められています。学校選びの大きな要素ですね。今回、誌面の都合で校舎環境の話題は省略しましたが、実は「心地よい居場所」を生むのは人間関係。先生と生徒、生徒同士。実は、学校の居心地のよさをつくる源は、施設ではなく先生では?と考えています。

(ムーヴ2007年2号掲載記事より抜粋)

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