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ムーヴ編集部コーナー「チーム鶴亀」
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パパの基本的な姿勢についてのいくつかのアドバイス

黒田学くん:今年度神奈川県の某男子校に晴れて進学しました
お父さん:学くんのお父さん。東京の会社にお勤めのふつうの?サラリーマンです


■黒田学くんのお父さんから

○私立を志すこと
近所の公立に不安を感じるというのではありません。エリート大学で学んでほしいという希望もありますが、それも6年後に考えればよいことです。それより、12歳から18歳の重要な成長期に、よりふさわしい教育を受けさせてあげたることができないだろうか?がスタートです。
正直なところ、最初は、とにかく私立ならどこでも!という気持ちもありました。でも、(母親にいわれ)いろいろな学校を研究すると、学校の個性(癖というべきでしょうか?)も様々なのだなぁ、と知りました。そして、教育を選ぶということの重みをヒシヒシと感じました。私立校を選ぶことは、イコール、積極的に教育を選ぶこと。よりふさわしい道へ導くためには、父親もしっかりと考え責任を負わなくてはならない。ある日、そう自覚したのです。それを母親だけに負わせるのは重すぎると思います。

○息子を導く
息子は小4から塾に通わせたので、自然に中学受験の姿勢はできたとは思いますが、幼い子どもですから、少しずつ私立学校の話をするなど、自然な流れで導くよう工夫したつもりです。
強引に「あの星を目指せ!」という感じではなかったですよ。そういう父親も憧れますが、そのためには父親の優れた人格が求められますからね。私には無理かな、とも(笑)。むしろ、雑談しながら、なんとなく導くという感じだったと思います。私立受験のために勉強する、という意識は5年生から授けました。
私も仕事で帰宅が遅くなることが多いですから、平日はなかなか息子と話すことはないですね。土日も塾の時間帯などと合わず、食事もいっしょにする機会も少ない。在宅が少ない?我々会社員は、お父さんの存在感が薄れがち。「(母親だけではなくて)おまえには父親もいるのだ!」という主張が必要ですよね。
ちなみに、まずは、「とーちゃんは、会社でこんな仕事をしているのだ!」を理解させることから始めました。特に我々会社員は仕事がわかりにくいですから。それでも、コミュニケーションは少なすぎたと反省しています。

○学校研究
母親は小学校のPTAのつきあいなどからでも自然と情報が入ってくる。ところが父親はそうではない。孤立していますね。そこで、積極的に研究する姿勢が必要だと思います。
母親は、息子の受験を「自分のこと」としてとらえているのでしょうか?とにかく研究熱心です。その点、父親は怠け者で不勉強。女性の方が立派です。男はめんどうくさいことはいやだ、という傾向もあるのでは?と反省しています。
かといって、父親があれこれコマゴマと研究してマニアックな受験パパになるのもどうかな?と思います。あくまで、母親や息子の相談役としての知識や情報を備えておく。私もホームページなどでこっそり備えました。

○母親と父親、そして理想像
私は決して教育パパではなく、基本的には母親主導でした。ネチネチとしたお受験パパになってしまい、「お母さんが2人いる」に陥るのもよくないですからね。
母親は子どもに対して感情的になります。これはこれで子育ての役割分担だと思っています。子育てはクールにこなせる作業ではありませんから。でも、父親は冷静沈着であるべきだと考えています。母親といっしょになってガミガミグチグチでは父親の存在意義がないと思います。
以下、自分のことは棚にあげますが・・・。
やっぱり、いざというときの毅然とした態度。古い考えかもしれませんが、女性や子どもを守るのは父親でありたいですよね。そして、母親や息子が紛糾したときに、適切な解決策ですぐに安心させることができる、そういうお父さんを目指したいですね。中学受験の課程では、息子にも母親にも多くの危機があり不安を抱えることも多いと思います。それをできる限り回避してあげる。
とはいえ、そんなかっこいいお父さんは難しいでしょうから、家庭内で情けないマイナスポイントを作らないことが現実的でしょうか?(笑)

※注:文中の「母親」は黒田さんの奥様ということです。念のため。

追:男の子のお父さんへ
息子の同級生を見えると、女の子はしっかりしていると思います。志望校なども自分で決めたり、成績を客観的に把握したり。でも男の子は幼いし弱い。そのうえ、母親がベタベタと甘やかせてしまう。我が家でもその傾向でした。男なんだからしっかりしてほしいなぁと感じます。そこで。
スパルタ教育は好みませんが、ある程度は力強く導くこと、厳しく授けることも必要ですね。それは父親の方が容易ではないでしょうか?「こわいお父さん」も必要だと思います。
何より、私は自分の小学生時代の甘ったれた姿を省みることによって、息子に伝えるべきことが見えてきました。

(これは、インタビューにより編集部員が記事にしたものです)

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